ParaViewでは,X11を用いてリモート画面に描画することも可能です.しかし,ParaViewServerを用いた方が,動作が圧倒的に高速になります.
- Linuxマシンへの接続では,ssh -X ではなく,単なる ssh で接続しても大丈夫です.
- Linuxましんで,ParaViewを次のように起動します
pvserver
すると,次のようなメッセージが現れます:
Waiting for client...
Connection URL: cs://pc3500j.229.249.10.1016485.vlan.kuins.net:11111
Accepting connection(s): pc3500j.229.249.10.1016485.vlan.kuins.net:11111 - 手元のMacにもParaViewをインストールし,手元でParaViewを起動します.
- サーバー接続ボタンを押します:
- 【Add Server】をクリックします.pvservがpc3500jで動作しているならば,上の右のように入力し,【Connect】
- これで画面転送が完成です.注意点は次の通り
- このParaViewは,画面はMacに出てますが,作業をしているのはpc3500jで動かしているpvservです.
- ですので,【File】【Open】で出てくるのは,pc3500jのファイルです.ローカルのMacのデータは読み込めません.
- ところが,【File】【Save...】で画像等を保存する先は,ローカルのMacです.