WebMixは, ユーザーとの対話を(主に)Webページで行います.
- Version 1では, ライセンス問題が発生したため, ジョブ管理システムが搭載されていません.これにより, しばらくは ターミナルでの作業が必要になります.
このため, Webサーバーと, 計算パラメータを保存するSQLサーバー, 計算データを保存するファイルサーバーが必要になります.これらを簡単に用意するため,VMWare Workstation Player 15で動作するサーバーセットを用意しています.
希薄気体流の解析は計算負荷が高いですので, VMWare だけで計算が終わるのはかなり簡単なケースに限られるでしょう.
配布方法
現状
- 配布すべきファイルが数十GB以上
- 利用できるPCの能力が結構大きいというか計算クラスターが必要
- ジョブ管理システムのライセンス問題
- 2020 Mar. 解決しました. 新システムでは, CentOS8にIPAによるブラウザベースの計算機クラスタ管理, GCC8および SLURMジョブ管理システムを採用しています.
- 全てフリーソフトであるので, ダウンロードスクリプトを用いて計算クラスターをその場で作成することが可能になる予定です.
であり,配布配しておりませんし,予定も立ちません.
VMWare Workstation Player 15のインストール
Windows/Linuxでは, VMWare社のWebサイトからインストールします.インストールが完了すると, VMWareを起動することができるはずです:
仮想マシンのインストール
サーバーマシンの初期スペックは次の通りです:
- CPU 3コア あなたの環境に応じて増加させることができます.
- ネットワークカード 1枚, VMWareを動作させるホストマシンと共有です.
- 固定アドレス 10.249.229.209 が設定されていますので,稼働させる前には,これを変更する必要があるでしょう.
ディスクについては,3つの仮想ディスクが構成されています.
- CentOS8: CentOS8Stream と, WebMix実行ファイルがインストールされています. 初期において最大50GBに設定されています.
- SQL: WebMixが計算パラメータを保存するディスクです. 初期において最大300GBに設定されています.
- data: WebMixが計算したデータを保存するディスクです.初期において最大300GBに設定されています.
VMWareでは, 必要に応じて最大サイズを増加させることができます(もちろん十分な「本当の」ディスク領域が必要です)
これらのファイルを,PCにコピーします:
コピーが完了したら, VMWare Workstation PlayerでOpen Virtual Machine でCentOS8.vmx ファイルを開きます.