WebMixにおける精算とは,
- 買い物かご(座標系のこと)の商品(点の集合)に
- それぞれの支払い方法(色や太さ,マーカー)を指定し
- レジ(描画ソフト)で決済を実行し
- 商品の入ったPDFファイルを持って退出する
ことです.現状, 1990年代に忘れられた描画ソフトPlotUtilsだけがサポートされています.2000年ごろのGnuPlotやMATLAB, 2010年ごろのPython-Matplotlibには対応予定が3-4年続いています.
支払い方法の編集
支払い方法は,【支払いの編集】で作成します.
WebMixはオープンなシステムを採用しており,誰かが作成した支払い方法を全員が利用できます.
利用できますが,支払い方法の詳細の編集はできません.
支払い方法は左欄で分類されているので,適当なものを選択すると,右欄に詳細が表示されます.
支払い方法は, N本の線分に順番に,線の色【color】, 線の太さ【width】, 線の形【style】, マーカー種類【mark】, マーカーサイズ【size】割り当てたものです.多数の時刻から構成される商品では,上から順に割り当てられ,描画されます.
支払い方法を新規作成することは,まだできません.他人の既存の支払い方法で右クリックし,支払い方法を複製してください:
支払い方法の線色などの編集は,右のテーブルの該当する行をクリックします:
支払い方法を指定
あなたのカートの中の商品について,支払い方法を設定します.これは,カートの商品の上で右クリックして選択すれば良いです.
- カートの商品の下の行は,現在設定されている支払い方法です.
- デフォルトでは,その商品をカートに入れる時に選択していた支払い方法が設定されてます.
決済を実行
【カート一覧】で買い物かごを選択した状態で,【購入する】と決済が実行され,ブラウザのダウンロードフォルダーに描画したPDFが出現するか,ブラウザに描画結果が表示されます.
- 【ダウンロード】ONにすると, 描画に用いたデータファイルと描画スクリプトがダウンロードされます.
- 描画スクリプト(plot.sh)はPlotUtilsのスクリプトであり, LinuxとMacにPlotUtilsをインストールしてあれば実行できます.
- 決済において必要なのは,買い物かご・支払い方法のペアであって,現在のシミュレーションとは何の関係もありません.他人のカゴであろうが,無関係なケースであろうが,決済すれば購入できます.
- 【X:ステップ】を【X:中央値】に変更すると, どういうわけか, 引き続く2点の平均値をプロットしてしまいます.上の例では,オリジナルの商品データが階段出力になっている見たいなので,【X:中央値】に変更すると次のようになります:
ダウンロードしたデータの簡単な説明
- plot.sh draw.sh を利用した描画スクリプト
- plot.pdf 描画結果のPDFファイル
- log.eps 描画結果のEPSファイル
- draw.sh PlotUtils駆動用ライブラリ
- drawl.log draw.shが作成したコマンドライン
- DATA-買い物カゴにおける順列-データ点列.dat オリジナルデータ
- SYMB-買い物カゴにおける順列-データ点列.dat 中央値データ
- AREA-買い物カゴにおける順列-データ点列.dat データの作成で用いた断面積