パスワードの省略
新しいユーザーの方は,Macから計算サーバーにログインしようとして
$ ssh sun3 Password:****
とパスワードを入力していると思います.これは流体力学研究室の計算サーバーでは大変困ったことです.
この計算機システムは,一般ユーザーが計算ノードにアクセスできる,という,通常ありえない運用を行うためです.小規模サーバーですので,アクセスを許可しないと面倒臭いからです.
パスワードを入力させる方法はセキュリティ的に非常に脆弱(パスワードを知っているだけでアクセス可能)であり,一般人相手を除けば,ほとんど用いられません.この際,パスワードを用いないことにしましょう.これは推奨しているのではありません.強制的に,必須で行う作業と考えてください.
そもそも無人で計算を次々に行うことを目的とした「ジョブ管理システム」ですから,パスワードを聞かれても入力する人が誰もいません.ですので,いろいろエラーが起こります.
設定が完了しているか確認
2回設定すると色々エラーの原因になります.すでに設定ができているのか確かめるには,sun*などのサーバーノードから,ig2014-1など他の計算ノードにsshを行います:
[myname@sun3 ~] $ ssh ig2014-1 [myname@ig2014a ~] $
パスワードを聞いてきませんでした.この場合設定は完了しています.
[myname@sun3 ~] $ ssh ig2014-1 ig2014-1 Password:
パスワードを聞かれました.これではダメです.[CTRL]+C などで終了して,下記の再設定を行いましょう.
再設定方法
ここの「はぢめてのログイン」を実行してください.パスワードなしでsshが可能か,最初に述べたテストで確認してください.
設定削除
なんかおかしい,などの場合は設定を削除します.sun*などのサーバーノードにログインした状態で, rm -rf $HOME/.ssh を行います.
[myname@sun3 ~] $ cd [myname@sun3 ~] $ rm -rf .ssh