DSMCの計算結果は,セルあたり数個〜数万個のシミュレーション粒子の値ですから,時間的に非常に大きな振動を持ちます.そこでー理論的妥当性が不明ですがー長時間にわたっての平均データを「計算結果」と称します.DSMCにおける巨視的量の処理は, 最初に時間平均を作成することです.
有限体積法の計算結果は,そのままで意味を持ちます.
- 【ツール】【時刻】 時間発展データを選択します.
- 「分子の速度分布」あるいは「シミュレーション粒子の分布」は巨大ですので, WebMixは最終時刻以外の時刻\(t\)では巨視的量だけを保存しています.
- 【ツール】【エクスポート】 指定した時刻たちの巨視的量をParaView用のVTKデータに書き出します.
- 【ツール】【プロット】 3Dデータは見栄えは良いですが実質がありません.プロットツールで, 1次元の平均量を取得し, CSVファイルあるいはPDFファイルに変換します.