C++ではソースファイルが極めて多数になります.
- C++では,プログラムはクラスの集合体です(あなたのプログラムが,そうなっていない場合, C++を使う利点はありません.C++は部品を組み合わせて完成品を作るタイプの言語だからです.一木造りが好みなら,別の言語を使いましょう)
- クラスはCPPファイルとHPPファイルから構成され,正しくは,1クラスについて1セットあります.ということは・・・Nクラスあると2N個のファイルが存在します.
というわけで,プログラムをコンパイルするには,非常にたくさんのファイルと格闘する必要があります.要はコンパイルに多数のコマンドを入力する必要があり,面倒というか不可能とゆうか指痛いであるわけです.そこで,コンパイル専用のツールを使います.
- Makefile
- 古臭く,新しい環境に対応するのでふうふう,という代物です.
- 従って,どこでも使える利点があります.
- もし,お前がこんな古いもの使えるんだったら,な
- 基本的な文法は単純ですが,TABとスペースが区別されるので,viやemacs使いはともかく, 最近のエディターに慣れてると辛いかも?ちゃんと設定しないとXCodeはMakefileに甚大な被害を与えますしね.
- AutoMake
- ソフトをダウンロードして,configureを使ってMakefileを自動作成します.
- libtoolとかも,同じ穴のムジナである.全然わかんねえよこいつら
- CMake
- VTKをコンパイルするために開発されましたが,Makefileよりはマシだそうです.
- かなり,どこでも使えます.
- Apple XCodeのプロジェクトを出力できるという噂です.
- 運が良ければMS VisualStudioのプロジェクトを出力できるという噂です.
- qmake
- Qt(LyXやLine, Netflixなどで使われているGUIライブラリ)をコンパイルするために開発されました.どうなってるんだこれ
- 稀に,使えます.
- Apple XCodeのプロジェクトを出力できるという噂です.
- MS VisualStudioのプロジェクトを出力できるという噂です.
- Ant
- Java用のビルドツールらしいが?