エディター
とりあえず何をするにもエディターは必要である.ファイルをダブルクリックすれば,デフォルトのテキストエディターが利用できる.もう少し高度なエディターもある.
- VSCode: Microsoftの提供するエディター.財政事情がよく,調子が良い. とりあえず万能
- ただし欧米製品なので,最初に英語モードになるのがお茶目.使い方はこちら
- GitHubは2008年にAtomを作り始め, それをまとめて2013年にElectronライブラリを作りました.すると2015年にMicroSoftはElectronを使った別のエディターを作りました.GitHubを買収したMicroSoftは, ATOMの財源を削減したわけですね.
- GitHub ATOM: 簡単で十分な米国製エディター.使い方はこちら
- GitHubはMicroSoftに買収されました.で, GitHubは良いが, ATOMは競合するということで殲滅することにしたみたいです.
- というわけで,だんだん低速な感じになってきました.
- mi エディター:かわかつ©ご愛用の和製エディター.簡単で, まあ文字を打つには十分.
- KodomoEdit: 総合開発環境的なでディター:便利で,本当に無償.
- Sublime Text2: 総合開発環境的なエディター.便利だが,本当は有償なので,ときどき「金払わへん?」と言ってくるのがうざい
- nano: ターミナル画面で利用可能なエディター.実はMacとLinuxで全く同様に使えるので, 将来スパコンや計算機クラスタを使う人は,良い選択かもしれん.少なくとも vi よりは馴染みやすい,すべてのマシンに初めからインストールされているっぽい
- vi: 古典的だが高機能なエディター.操作は・・・非常識な人に限定すれば簡単である.OSの必須パーツなのでインストールされている.
- 日本語が文字化けする場合
- 長大な歴史を有するWindowsファイルは,文字を整数で表す対応表が,現代とは異なるものを用いている場合があります.現代は,全世界どのコンピュータでも「UTF」って対応表を使っていますが,古代,日本では, 我が国独自の「SJIS」というのを使っていたのです.(ちなみにLinux/Macは「EUC」ってのを使っていました)
- UTFのおかげで,文字化け現象は駆除完了したはずですが,SJISファイルが残っていると,化けます.
- nkfをインストールしている場合,次のようにすれば訂正できます: nkf -Ow 昔のファイル 新しいファイル ←異なるのファイル名を指定してくださいね
C++
Appストアから無料のXCodeを入手する. しかし面倒であるので,【ターミナル】を開いて gcc と入力すると自動的にインストールされるという機能を用いた方が良い.インストールしたら,再起動した方が心の健康に役立つ.
C++でプログラムを作成する場合,様々なライブラリーを利用することになる.パッケージは研究室にVPN接続してからリンクをクリックした先にpkgファイルがあるので,それをインストールできます(リンクにいけない人はこちらをcheck)。使い方は、左の目次からどうぞ
ターミナル
インストールではないですが,今後【ターミナル】を頻繁に使いますので, Finderで開いているフォルダーでターミナルが開いた方が良いです.
【システム環境設定】【キーボード】【ショートケーキ】【サービス】で【フォルダーに新規ターミナル】です:
ターミナルを使っていく上で,ファインダーで表示しているフォルダーがどこにあるのかがわかったほうが良いので,以下の設定がおすすめです.
ファインダーにパス名を表示する
【Finder】の【表示】で【パスバーを表示】にしておきましょう.
ファイルの拡張子を表示
ついでに【Finder】の【環境設定】【詳細】で【なんでも拡張子を表示】をしておきましょう.
エディターによっては, 編集中のファイルのターミナルを開けたりする.設定方法は各エディターを参照してください.

Fortran
Fortranを利用する場合,ここからインストールします.で, SDKってのが何を使いたいのか調べましょう:
$ gfortran -v
Using built-in specs.
COLLECT_GCC=gfortran
COLLECT_LTO_WRAPPER=/usr/local/gfortran/libexec/gcc/aarch64-apple-darwin23/14.2.0/lto-wrapper
Target: aarch64-apple-darwin23
Configured with: /Users/fx/devel/gcc/gcc-14-branch/configure --prefix=/usr/local/gfortran --with-gmp=/Users/fx/devel/gcc/build_package/deps --enable-languages=c,c++,fortran,objc,obj-c++,m2 --build=aarch64-apple-darwin23 --with-sysroot=/Library/Developer/CommandLineTools/SDKs/MacOSX14.sdk
Thread model: posix
Supported LTO compression algorithms: zlib
gcc version 14.2.0 (GCC)
では,あんたの手持ちのSDKを調べましょう.
$ cd /Library/Developer/CommandLineTools/SDKs/
$ ls -l
total 0
lrwxr-xr-x 1 root wheel 14 4 28 2021 MacOSX.sdk -> MacOSX11.3.sdk
drwxr-xr-x 7 root wheel 224 3 16 2021 MacOSX11.3.sdk
lrwxr-xr-x 1 root wheel 14 4 28 2021 MacOSX11.sdk -> MacOSX11.3.sdk
何一つない場合:
たしか, まずXCodeインストールして,ほいからCommandLineToolってのをインストールするんじゃなかったっけ.
該当するバージョンがない場合:
作っちゃいましょう:
$ sudo ln -s MacOSX.sdk MacOSX14.sdk
Password: あんたのMacのパスワード
以上でGfortranが使えます:
$ gfortran my_p.f90 -o my_p
なにか特別な理由でFortranを使用する場合, ここのGFortranをインストール.GFortran-4.9.tar.gz をダウンロードし
cd ~/Downloads
sudo tar xvf gfor* -C /
これで gfortran でコンパイルできる.
注意:上の方法以外でも、ファインダーで gfortran... .tar ファイルをクリックすると解凍でき、
それを「適切に」コピーしたらインストール可能であるが、ドラッグ&ドロップする際に
失敗しやすい。(現状失敗率100%)「統合」うんぬん、と出てきたら絶対にキャンセルすること!
OSのファイルを上書きし、起動不能、OSを再インストールになります。どうしても、なにか回避不可能な理由があって、
Finderを利用してインストールしなければならない場合には、以下の手順です。失敗したら、OSを再インストールしてください。
-
まず /usr/local フォルダーを新規作成する(管理者のパスワードが必要)
-
作成した /usr/local フォルダーを、通常ユーザーが読み書き可能に設定する。
-
展開した gfortran ファイルの local 以下を、作成した /usr/local フォルダー以下にコピー
コンパイルするには、端末で
gfortran my_prog.f95 -o my_prog
./my_prog
Hello GFortran
エディターは、下記のJavaScriptの奴で十分?
JavaScript(ECMA Script)
JavaScriptの開発を行う場合, 開発用のMacOSX用Apache,MySQL,PHPサーバーMAMPをインストールする.無料版で問題ない.
- MAMP PROがくっついてくるので,アンインストールする
- MAMPでApache, MySQを標準ポートにする
- スタートページを開き,PHPやMySQLの動作を確認
- /Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/conf/php.ini で display_error=On にしてMAMPを再起動
- /Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/conf/php.ini に
[mysqli]
mysqli.reconnect=1